鉄分過多

IRON(鉄分)MANの成分多め(過多)なトライアスロンブログ

GARMIN光学心拍計の精度検証 Vol.1 ローラー編

GARMINの光学心拍計の精度を調べようシリーズ

今回はバイクでの室内トレーナーの場合。

 

 

光学心拍計とは

血液中にはヘモグロビンが存在しています。ヘモグロビンは酸素の運搬量により、光の吸収率、反射率が異なります。この特性を利用し、Garmin のウォッチは緑の光で手首を照らし、それが皮膚を通過して血液中のヘモグロビンに反射、そのデータを収集して、心拍数を計測します。動脈の血流量は心臓の収縮と拡張に合わせて規則的に変化します。収縮すれば、ヘモグロビンの密度が上がり、より多くの緑の光を吸収します。拡張すればヘモグロビンの密度が下がり、より多くの緑の光を反射します。

by GARMIN

 

つまり心拍数によるヘモグロビン(血液)の量をヘモグロビンに対してLEDを照射してその反射から心拍するを割り出しています。

割り出して、という事で理論値であり、実測値では無いということがキーポイント。

対して従来の胸に着けるチェスとバンド式は主に医療機関で行う心電図と同じ方式で、心臓から発せられる電気信号を受信して表示している為、非常に正確です。

 

 

実験してみた

実験環境

GARMIN 735 XTJ

・Wahoo ハートレートモニター

・バイク

・ローラー台

・Zwift

 

GARMINの光学心拍計とWahooの胸に着けるハートレートセンサーとの比較です。

実験にはZwift内のThe Gorbyというインターバル系のワークアウトを選びました。高負荷と休憩が交互に繰り返されるので心拍数の反映レスポンスを図りやすいと主ってこれにしました。

 

実験開始

ワークアウトの内容ではウォーミングアップは10分だがウォーミングアップ必要ないタイプなので3分くらい回してメインセットに入りました。

比較として重ねてラインを引きました。黄色いラインがGARMIN光学心拍計、赤いグラフがWahooハートレートセンサーです。

f:id:tridream:20190204192250j:image

ただ計測開始に1~2秒のズレがあるのと、2つのグラフで最低心拍数と最大心拍数の差がある為、完璧に重ねられているわけではありません。

 

1セット

光学心拍計も心拍が上昇を見せますが、わずかな上昇でハートレートセンサーと大きなずれが生じています。

 レストに入った時の心拍の下がり方はほぼ同様の動きとなっていますが、こちらも心拍数に大きな差が生じています。

 

2セット

光学心拍形の反応が少し遅れましたが、ハートレートセンサーと同様の値を表示しています。ですが負荷は一定なのに対して波を打っています。

レストの反応はハートレートセンサーと同様ですが、心拍が低くなりすぎています。

 

3セット

ハートレートセンサーと殆ど同じです。

レストに入った瞬間心拍が下がりすぎましたが、すぐハートレートセンサーと同じになりました。

 

4セット

3セット目と比べて高負荷時の波が大きいです。

レストは心拍数が低くなりましたが、心拍数の波はハートレートセンサーと同様の動きをしています。

 

5セット

2~5セットの中で一番高負荷時の波が大きいです。また最大心拍数がハートレートセンサーの180bpmに対して182bpmを指していました。

レスト時も波は安定していませんでした。

 

 

結果

1セット目は心拍が上昇しませんでしたが、汗の関係もあると思うのでこの点については最初からGARMINを濡らしておくなどして、改めて検証してみたいと思います。

グラフではレストでのハートレートセンサーと光学心拍計の差が大きく見えますが、トレーニング中も確認していましたがグラフにすると大きく感じるだけで数値的には3bpm前後の差でした。

僕としては室内トレーナーなら許容範囲だと思われます。ただし汗による反応の遅れという可能性が再検証で変わらなければ光学心拍計は室内トレーナーに向いてないと判断します。

1セット目だけ心拍が記録されないとトレーニング負荷に影響してデータとしてみた時に正確ではなくなってしまうからです。

 

まぁ、許容範囲って言っても僕は正確なデータが欲しいからハートレート使うけど(笑)

 

 

おわり

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